全羅南道ツアー日程表 2009年6月16日~19日

木浦・光州ツアー 参加人員12人

日程表

1日目  
  羽田空港発 → 金浦空港着
  金浦空港 → 木浦
  夕食(カルラクタン、サンナクチ)
  ホテル着(新安ビーチホテル)
2日目  
  朝食(ホテルにて)
  木浦観光
   儒達山(落照台)、木浦港、市場
   木浦文化院、旧日本人街カフェ
  昼食(バスの中でキムパプ)
  宝城緑茶園
  松広寺
  夕食(松広寺にて供養〔精進料理〕)
  光州着(ホテル)
  交流会(市内のカラオケルームで)
3日目  
  朝食(各自ホテル付近で)
  光州観光
   竹緑園、5・18民主墓地
  昼食(麦飯のビビバ)
  光州駅 → 龍山駅 → ホテル
  自由行動
  交流会(セマウル食堂)
4日目  
  朝食
  自由行動
  ホテル → 金浦空港
  羽田空港にて解散


木浦港でのスナップ

 全羅南道に行ってきました。計画当初は光州に行くことが目的でしたが、せっかく遠方に向ったので欲ばって木浦まで目指すことにしました。周辺は地図で見るよりも曲がりくねっていたり、道が狭かったりと地図で見る距離以上に時間がかかってしまい、移動をメインとしないためにも見学箇所を減らさざるを得ませんでした。

 1日目は、いつも雨なのであまり期待はしていませんでしたが、外は暖かく天気もよくて安心しました。偶然にも今回も安東ツアーのときにお世話になったガイド(自称チェ・ジウ)さんが同行してくれることに。ということで遥か木浦までの長い道程、車を走らせました。

 ソウルから約4時間半かけて、到着すると20時を回っていました。辺りは真っ暗で、取り急ぎ向った食堂での遅い夕食は、サンナクチやカルラクタンなどタコ料理尽くし。地元の有名店とのことでしたが、量も少なく値段もそれなりなので、田舎にしては少しハズレだった気もしましたが。でも空きすぎていたお腹にはちょうどいい量だったかもしれません。

 この夜泊まったホテルの前は海で、海岸沿いの屋台の明かりや、船上のLIVE Barにそそられつつも、この日はおとなしくそのまま休みました。

 


木浦で最初に食べた夕食カルラクタン(左)とタコのビビンバ(右)

 2日目はホテルで朝食をすませ、散歩がてらホテルのすぐ裏手にある共生園を見学に行きました。ここは韓国人伝道師と結婚した田内千鶴子さんが創設したという孤児院です。今でも孤児院として使われているのですが、この日は誰もいない様子でした。一度ホテルに戻り、同じくホテルの裏側にそびえ立つ儒達山に向かいました。山頂まで登るほど時間の余裕はなかったので、一番低いところに設けられた落照台(ナクチョデ)まで登りました。ここからでも眺めは良く、山に隠れて北側や南側の港までは見えませんでしたが、木浦の西側の新港の方は十分に見渡せました。本来は名の通り多島海の夕暮れを眺めることができる場所です。この日も朝から快晴で、心地よい観光日和となりました。


風が強くて気持ち良かったです


落照台からの展望

 程よい腹ごなしもできたところで向ったのは木浦港。港は朝の水揚げが終わったからか、それほど賑わいもなく、港のそばの市場を見て回りました。お目当てはこの地域で有名なホンオ(ガンギエイ)。臭いのきつさでも有名なホンオですが、確かに市場の周囲にもその臭いを撒き散らしていました。前回に引き続きガイドさんの押しの強さに助けてもらい、ホンオの刺し身を食する機会にも恵まれました。店の人からは1人だけということで、みな臭いだけで嫌がるなか、じゃんけんに負けた一名を選ぼうとすると、その盛り上がりを興味深く見守る店主。高価なものだけに、店の人はこちらが勝者を決めようとやっきになっているように見えたようです。この温度差がまた面白かったのですが……。

 


ホンオの売られる市場

 市場からバスで木浦文化院に向うと休館中でした。帰ろうとしたところKBSの『風景のある旅行』という番組のスタッフが取材に訪れたので、運良く一緒に紛れこませてもらいました。代わりにインタビューを受けることでお返ししましたが、残念ながら建物の中には入れませんでした。

 


木浦文化院


インタビューを受けました


やっぱりこれが韓国

 

 旧日本人街を見て回ろうと思ったのですが、現在は日本家屋が細かく点在している程度で、見て回ることまではできず、日本家屋をカフェとして改築したお店で一休みすることにしました。昼食は車中でキンパプ(海苔巻き)を食べながら、ドラマのロケ地としても有名な宝城緑茶園に向かいました。映像で見るとおりの見事な緑茶畑が広がっていました。

 その後は韓国三大名刹の一つとして知られる禅寺、松広寺を訪れました。ここでは偶然食事をするために通り掛った大僧正さまにお目にかかったのですが、流暢な日本語であいさつをされたうえに、供養(コンヤン)と呼ばれるお寺の食事(精進料理のようなもの)を食べる貴重な体験ができました。


日本家屋を改築したカフェ



映像では有名な宝城の茶畑の風景


この立派な建物はお手洗い(解憂所)


松広寺

 そして目指すは光州のホテル。ホテルのある旧市街からタクシーで約20分に位置する新市街で日本語を勉強しているスタディグループのみなさんと交流会をしました。指定してくれた場所がドラマに登場するような薄暗いカラオケルームで、そこに15人程が勢ぞろいで迎えてくれました。3時間近く楽しく語り合いホテルに戻りました。


光州での交流会の仲間

 3日目の朝は各自ホテル近辺で朝食をとり、交流会のみなさんが紹介してくれた竹緑園に向いました。ここは故ノ・ムヒョン大統領の訪問やドラマの撮影地としても有名な場所です。この日は暑いくらいとても天気が良く、竹林の中にいても汗がだらだら。休憩も入れながら一回りし、国立5・18民主墓地へ。施設内には5・18の見るも酷い壮絶な映像や新聞記事などが展示されていました。みなで犠牲になった方々のご冥福をお祈りしました。


竹緑園の中で


5・18民主墓地

 ここからは、この日ガイドさんが地元の人に尋ねて探してくれたポリパプ(麦飯)の店に向かいました。いつもながらの行き当たりばったりなのですが、今回は電話もなく住所も不明な店ということで本当に存在するのか心配になりました。バスを降りてからぐるぐる回り廃材が捨ててあるような道なき道(は大げさですが)を通り、やっと着いたその店は電話どころか看板もなく、屋根こそありましたが、ドアもなく壁もない、即席で作ったようなところでした。地元でも知る人ぞ知る名店(店と呼べるのかわかりませんが)。美味しい上に値段も安く量も多いのに驚かされました。ゆっくりと食事をした後は、光州駅に向かいKTXでソウルに戻りました。


麦飯ビビンバの店

 晩には毎回盛り上げてくれるカメラマンチームの計らいでホテル付近での交流会。サムギョプサルや冷麺をはじめ、日本でも人気の料理がたくさん味わえる店で、大いに食べ話しました。
 4日目の朝はホテルのフロントで薦められた近くのホテルでお粥。朝食後は出発時間までは自由時間をとり、13時に金浦空港に向け出発しました。19時前には羽田に到着し空港で解散しました。
 お寺での思わぬ体験や青空食堂での昼食と一風変わった経験ができ、貴重な思い出となりました。今後はさらに地方へ足を伸ばしていきたいと思います。


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