韓国旅行2011扶余・公州ツアー

韓日交流センター韓国語教室:キリンとお花見

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Earth.png扶余・公州ツアー  2011年10月7日~9日

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国立扶余博物館の前で


日程表

   

1日目(7日)

 

金浦空港からバスで出発


 

器興休憩所(SA)→ 扶余

 

 

昼食[機内食 + 器興休憩所で軽食]

 

 

国立扶余博物館 → 定林寺址 → 宮南池

 

 

夕食[百済香で蓮の葉の包みご飯の定食]

→百済文化祭

    ロッテ扶余リゾート宿泊

2日目(8日)

 

朝食 各自

 

 

扶蘇山城 → 白馬江、歴史再現村 → 公州

 

 

昼食[セイハクガーデンで公州クッパ]

 

 

武寧王陵 → ソウル

 

 

交流会[10ウォンの店(シブォンチプ)]

 

 

カサビル三成レジデンス

3日目(9日)

 

自由行動 → 金浦空港

 

 

ホテル(15時半出発)→ 金浦空港



 10月7日から2泊3日で扶余方面を周ってきました。以前から希望者も多く、一度は行ってみたいと思っていたところ、やっとその思いが叶いました。出発前は週ごとに寒暖の差が激しかったので、来ていく服を選ぶのに悩みました。出発の明け方は東京では大雨が降り、少し肌寒い感じでしたが、結局午後のソウルは晴れて、暖かくなりました。
 前回はソウルを外して少し不評だったこともあり、今回はいつも通り2泊目をソウルで過ごし、自由時間を設けました。ソウルの交流会では会えなかったメンバーが多かったのですが、去年帰国した姜先生や妹さんにも会えたのが良かったです。

1日目
 連休の前日ということもあり、早めに休みを取った観光客らで羽田空港も賑わっていました。明け方の東京は雨も降り少し涼しかったので、ソウルはもっと寒いのだろうと予想していたのですが、金浦空港に着いてみると、結構暖かいのに驚きました。
 金浦で先発組の2名と名古屋、大阪からのメンバー2名が加わり、いつものようにマイクロバスで扶余へ出発。機内食は食べたものの中途半端な食事だったので、途中、器興休憩所(キフンヒュゲソ)というサービスエリアに立ち寄って軽食をとりました。キンパプにトッポッキにマンドゥ(餃子)などなどテーブルの上は盛りだくさん。

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器興休憩所では簡単に昼食をとりました

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平日の夕方だったので博物館には観覧客はほとんどいませんでした


 平日の下り路線なので渋滞もなくすいすい進んだのですが、思っていたより時間がかかりました。約4時間でようやくついた扶余は慶州のような静かな雰囲気を醸す、静かな田舎の街でした。百済が都を最後に構えた泗比(サビ)が現在の扶余です。660年新羅・唐連合軍に攻め込まれて最期を迎えた故国には残されたものがあまりにも少なく、当時の戦乱の激しさを物語っているようでもありました。まず向かったのは国立扶余博物館。こちらには国宝や宝物などを含め約二万五千点もの遺物を所蔵していますが、その中でもメインとなるのはやはり「百済金銅大香炉」でした。当時このようなものが作られ、またこんなきれいな状態で発見され今までよく保存されてきたなぁと感心するほど見事なものでした。

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定林寺址の石仏は愛嬌のある不思議な顔つきでした


 次は、そこから歩いて約5分のところにある「定林寺址(チョンニムサジ)博物館」へと向かいました。博物館はすでに閉まっていましたが、石塔と石仏は見ることができました。この定林寺は百済末期である6世紀半ばに建てられ百済滅亡とともに消失したとされていますが、その後、高麗時代の1028年に重建されたとの記録があります。発掘調査の結果、中門、塔、金堂、講堂が南北一直線に並ぶ百済様式の伽藍があったことも明らかにされ、このことから百済末期にはこの寺が存在していたことが分かったのです。この地に現存するのはこの定林寺址五層石塔と石仏坐像だけでした。何もないところにこの二つの遺跡が静かに立っているのが不思議と古の時代の息吹を感じさせてくれました。

 そこから中心街の南のほうにある人工池、宮南池(クンナムジ)に向かいました。百済の時代には王の別庭があり、池の真ん中にある築山では連日のように宴が繰り広げられたそうです。池の蓮の花の時期が終わっていて残念でした。蓮でいっぱいに満たされた池を見ると、蓮の花の咲く頃に来たらさぞかしきれいだろうと想像できました。

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宮南池ではきれいな夕日を拝むことができました

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蓮尽くしの料理がウリの百済香

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メインのヨンニプパプ


 この日の夕飯に向かった店は「百済香」という店で、ヨンニプパプ(蓮の葉にまいたオコワ)定食を食べました。店の中にも蓮の香りが漂っていましたが、なるほど、定食の料理のほぼ全てが蓮づくし。串焼きにもチジミにも豆腐にも、あらゆる料理に蓮の葉や蓮が入っていました。

 今回は年に一度10月に行われるという百済文化祭の開催日だったので、夕食の後その会場に行ってみました。川辺にある会場の周りには露店がたくさん出ていて、ステージではダンサーたちが華麗なダンスを披露し、レーザーと花火によるショーが舞台を盛り上げていました。平日だったのでそれほど派手な行事もなく、観客も少ないほうでしたが、10月1日に始まったこのイベントもこの週末がフィナーレ。ガイドさんの話では、開幕と閉幕が週末ということもあり、大いに盛り上がりを見せ、観光客で賑わうとのことでしたが、残念ながら明日は公州に向かい、そのままソウルに行かなければならないので、これ以上の見学はできませんでした。

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百済文化祭りの会場周辺の様子です

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ホテルでのささやかなお疲れ会


 扶余のホテルはロッテリゾート。前回ヒルドンホテルのこともあるし、到着するまでは本当にロッテなのか半信半疑でしたが、今回は本物のロッテでした。立派なホテルな上、毎回近くに探しに行っていたコンビニも地下に完備。一泊で出てしまうにはもったいない空間でした。この日はホテルに着いてみなさんでささやかなティプリ(お疲れ会)をして休みました。

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ロッテ扶余リゾートホテルです


2日目
 朝から扶蘇山城(プソサンソン)を登りました。散歩には結構きつい距離でしたが、そのまま百花亭(ペックァジョン)まで行きました。ここは百済の滅亡時に、辱めを受けることを嫌った女官約3000人が飛び降りたというところです。身を投げる姿が花が落ちるように見えたことから、その崖は落下岩(ナッカアム)と呼ばれています。せっかく雨にも降られず好天に恵まれたのですが、唯一の問題がこの日の午前中に辺り一面を覆っていた霧でした。百花亭からの眺めに期待していたのですが、岩壁の下を優雅に流れる白馬江(現在の錦江)は全く見えませんでした。けれど、下に降りて白馬江を下る船に乗り込む頃には霧も晴れて下から落下岩を拝むことができました。

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扶蘇山城では霧が酷くて景色は楽しめませんでした

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亡くなった女官の霊を弔う皐蘭寺(コランサ)

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寺を守る(?)珍島犬

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クルーズは皐蘭寺の真下から出発

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雄大なイメージの白馬江。左は定員30人以上で乗船可。右が今回の船です。

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川辺にはコスモス畑が延々と続いていました


 白馬江は湖南平野から黄海に注いでいます。対岸の景色も眺めながら緩やかな流れに合わせてゆっくりと進む船はとても気持ちのいいものでした。また対岸に見える白い砂州と緑との調和がとても綺麗でした。
 本来は午前中のうちにこのまま公州(コンジュ)に向かうつもりでしたが、近くにドラマ『階伯(ケベク)』の撮影現場があると聞き、あわよくば主人公のイ・ソジンが見られるのでは、と欲を出してロッテリゾートの脇にある歴史再現村を見物することにしました。今回ももちろんロケ地ツアーではないのですが、少しはそんな楽しみがあってもいいのではないかと思いつつ、結局、炎天下のなか広大な再現村を歩いただけでした。しかもここで時間を使ったことでソウルに戻る時間もあったので、公州はほとんど見学できなくなってしまいました。土曜日の午前中で入場客が多い中、残念ながら当然のごとくドラマの撮影も行われていませんでした。

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再現村はレプリカですが百済をイメージできるほど立派な作りでした


 再現村の中でみんなバテバテになり、少し休憩をとってから公州に向かいました。公州は扶余以前に百済の都が置かれ、当時は熊津(ウンジン)と呼ばれていました。まずはセイハクガーデンで名物の公州クッパことソモリクッパで腹ごしらえをしました。名前の通り牛の頭でだしをとったクッパですが、くせもなくユッケジャンのようなスープでとても美味しく、みなさんにも大好評でした。地元でも有名な店だけに昼食客でかなり賑わっていましたが、タイミングよく入り込めたのはラッキーでした。

 昼食後は時間もあまりなく、急いで武寧王陵を見に行く予定でしたが、丘の上にあったため登っていくほどの余裕がなく古墳群の中にある宋山里古墳群模型館で実際の作りを見ることにしました。この王陵は第25代王の武寧王と王妃のもので、71年に発見されたときは盗掘に遭っていないきれいな状態だったそうです。本物を見たいのはやまやまでしたが、外から見ても古墳はみな同じなので、中の作りを模型で詳しく見る方がいいだろうということにしました。それでも王墓の内部の構造や発見時の副葬品などがきちんと確認できたので、満足できました。

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昼食は公州クッパでした

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古墳の中身を模型で見学しました


 土曜日の高速は渋滞が予想されたので、18時にソウルで予定されている交流会に間に合うように早めに出発しました。入って見ると高速はやはり乗った瞬間大渋滞だったのですが、幸いにもバスレーンを走れたので江南あたりまでほぼノンストップで着いてしまいました。

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交流会でのインジュンショット(インジュンシャッ)


 交流会はいつも仕切ってくれる社長が不在だったこともあり、1次会で早々解散するなど少し盛り上がりに欠けましたが、いつも集まってくれるメンバーも何人かは久々に会えたので幸いでした。
 翌日は自由行動の中、以前教室の講師をしていた姜先生とその妹(淑ちゃん)がホテルまで遊びに来てくれて、一緒に昼食を食べたりお茶を飲んだりしながら出発までの時間を過ごしました。
 ホテルは三成洞にあるので金浦空港までは少し時間がかかることもあり、次回からは以前のように東大門か明洞方面に宿をとろうと思いました。

 ちなみにこの日はRain(ピ)が入隊前最後のイベントとしてホテルのそばで無料コンサートを行うとのことでしたが、残念ながら出発の時間もあり見に行くことはできませんでした。
 やはりもっと地方のみを中心に回りたいという気持ちもあるのですが、ソウルでの滞在も入れると3泊4日のツアーも考えねばならないかもしれません。今回のツアーでは霧以外は初めて天気に恵まれたことが何よりでした。

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朝の広蔵市場