仁川ホームステイ&水原ツアー
日程表 2010年6月18日~20日
今年最初の旅行は昨年の江華島に続き、仁川に向かいました。というのも、もともと前回の江華島でお世話になった小川さんとぺ・スノォンさんのお二人と、一緒に江華島を案内してくださったキム・ヨンスンさん、ソヌ・スンオクさんに加え、ほかのお友達の方々が仁川でホームステイをさせてくださるというプランが持ち上がったのです。

水原華城 蒼龍門の前で
さらに、ほかに日本語を勉強している方々からも交流会へのお誘いがあり、呼んでいただけるのなら喜んで、と足を運んでみることになりました。
主催者ぺさんからのさらなる提案で、ホームステイは希望者のみとなり、結局息子さん夫婦のお宅で参加者のうち17人が一挙ステイさせてもらうことになりました。ぺさんは実家でペンションも経営しているうえ、息子さんの家でも30人くらいまでは泊められるとおっしゃっていたので、大きな施設をもっていらっしゃるのではと思っていたのですが、なんと一般家庭のマンションでした。もちろん広いことは言うまでもありませんが……。とにかく毎度のことながらみなさんにお世話になりつつの至れりつくせりのツアーを紹介していきたいと思います。

仁川の中華街の様子

チャジャン麺発祥の地「共和春」
一日目
最初の事件は引率者の大遅刻。スタート前からしでかしてしまいました。焦る気持ちと、反省の思いを胸にどうにか空港に到着すると、空港は上海行きの遅れもあり大混雑。本来の待ち合わせ時間にはターミナルがパンク状態でみなさん外で待機していました。チェックインに要する時間も相当なもので、無事に出発することはできましたが、それほど遅かったわけでもないのに、並んで乗るだけが精一杯でした。と、まぁトラブルからの始まりに先が思いやられましたが、その後はきわめて順調な(?)ツアーになりました。

萬多福での昼食

韓国版チャンポンは激辛

昔は階段の左側は日本の租界地、
右側は中国の租界地でした(後姿は孔子像)
ソウルの天気は曇りでした。空港では小川さんと、小川さんの里親兼友達のキム・ミンギョンさんが迎えてくれました。まずはチャイナタウンに到着。チャジャン麺発祥の地の側の店、萬多福で昼食を食べました。発祥の地である共和春はかなり味が落ちたとのことでこちらを薦められました。中華料理店の円卓を囲んでみんなでチャジャン麺を食べるというのもなんだか不思議な展開ですが、量も多く美味しく食べて一息ついたあと、現地ボランティアガイドの案内によりチャイナタウンを観光しました。
港町だけに海からの湿った風により、蒸し風呂のような暑さの中、思ったより広くてヘトヘトになりました。戻るときにガイドさんが準備してくださったアイスの差し入れはなんともうれしいプレゼントでした。
中華街の観光が終わると、バスは国鉄仁川駅の前から出発。夕飯の刺身調達も兼ねて、魚市場に立ち寄りました。タイミングの問題か、大きな敷地にお客さんは少なかったので、ゆっくりと見て廻ることができました。といっても暑さによるバテもあり、それほどじっくり見物する体力も残っていませんでしたが……。ここから本日のステイ先に移動しました。

ラブラブなアジョシ&アジュンマ

社交の場ともなった「旧済物浦倶楽部」

暑さのあまりアイスを買いに来た女子高生

ヨナンブドゥ魚市場を見学
前回江華島を案内してくださったペさんの長男ご夫婦のお宅で、今回は家主を追い出してお邪魔してしまいました。
まずは準備していただいたキムチ作り。進行役はカン・ホスンさん。カンさんはチュオタン(ドジョウ鍋)屋を経営していて、普段はとてもお忙しいそうです。日本語もお上手なのですが、ここでは韓国語で進めてくださり、その通訳はチョン・ウンジョンさん。チョンさんは語学の勉強がお好きで、英語や中国も得意だそうで、日本語も完璧でした。
部屋の中はあっという間にキムチの香りが充満していました。説明が上手なおかげもあると思いますが、やはり主婦のみなさんたちは日頃からのかなり慣れた手つきで、上手にキムチを仕上げていきます。注目はその片付け方です。まわりについたヤンニョムを白菜の葉の部分で丁寧にふき取りながら、タッパにキムチを詰めていくところです。料理の基本かもしれませんが、なんともきれいに片付けながら作業を終えていました。



キムチ作りにも挑戦
お次はペさんたちがみんなで準備してくださったお料理です。どんどん料理が運ばれ、夕食タイムとなりました。素晴らしい料理を前に、韓国チームの方とお話をしながらの交流会はかなり贅沢なものでした。日本でも人気のカンジャンケジャンは、江華島でもお世話になったキム・ヨンスンさんが1週間前から準備してくださったとのことで、味もしっかりしていてお店では絶対に味わえないほどの美味しさでした。さらに甲羅にご飯を詰めて、美味しいところを残さずきちんと食べきる方法までご教授いただきました。他にもキュウリの古漬けのような「オイジ」、やわらかいエゴマの葉などが印象的でした。

真心のこもった手料理の数々


カンジャンケジャンは大人気でした
食事の後にペさんから日本語で温かくも感動的なメッセージをいただきました。ますます日本語が上手になっていてとても刺激になりました。そして息子さん夫婦が結婚式で着たという韓服を着さえてもらい、写真撮影をしました。


食後にペさんからのメッセージをいただきました



みなさん韓服がよくお似合いでした
初日から本当に盛りだくさんの内容で、しかも一般家庭で17人が一気にホームステイさせてもらうという、楽しく貴重な体験をさせていただきました。
二日目
次の日の朝はカボチャ粥で迎えらました。やさしくてさっぱりした味で、おかわりされる方も結構いました。
片付けや写真撮影も終わり、小川さんが準備してくださった交流会の場へと向かいました。会場となる仁川国際交流センターには、日本語を勉強している方たちが集まり、こちらの到着を待っていました。


朝はカボチャ粥
仁川の方々は日本人と会うことがあまりないとのことで、とても楽しみにしていてくださったそうです。日本語の勉強もみなさん熱心にされていて、韓国語と日本語を交えての会話が、途中からほとんど日本語になっていたようです。


片付けの手際の良さもさすが
みなさんたっぷり2時間にわたる会の後、これまた用意していただいたキムパプやサンドイッチで昼食をとり、午後は水原見学に向かいました。
初日は大勢で泊まり寝不足の上、朝から2時間みっちり交流会をしたため、さすがにみなさん疲れも出ていましたし、ソウルの夜も楽しみたいとの要望も多く、水原見学は簡単になってしまいました。水原華城では20分程度歩いて蒼竜門の周囲で一部を見学し、残った時間で行宮を見学に行きました。

仁川国際交流センターでの交流会




交流会の仲間と

チュルタギを見物中


水原華城を観光

お茶屋で疲れを癒し中
土曜日だったこともあり、運良くイベントが行われていて、『王の男』でカム・ウソンが演じていたようなチュルタギ(綱渡り)を見ることができました。さすがに目の前で見るとその芸の迫力は見ごたえがありました。さらにその痛快なしゃべりにも魅せられたっぷり堪能できました。
行宮をひとまわりし、御茶屋で蓮花茶を飲んで一休みしたあと、ソウルに向かいました。
ソウルではいつものメンバーにセッティングしてもらい、仁寺洞で韓定食を食べながらの交流会。お店の中ではちょうどワールドカップの日本対オランダ戦が流れていました。


夜も交流会
11時の閉店まで粘った交流会ですが、さらに2次会へと向かうメンバーも。2軒目はマッコリ屋で、1日遅れとなりましたがわれらがワンオンニの誕生パーティで、韓国チームからはサプライズケーキまで準備されました。少々遅い夜(早い朝)まで続き、韓国チームはさらにポジャンマチャ(屋台)での3次会へと消えていきました。
最終日は完全自由時間。飛行機も夜の便だったためホテルを17時出発ということでほぼまる一日利用できるというスケジュールでした。思ったより時間は短く、ほどほどに半日楽しんでからの帰国になりました。


ワンオンニの誕生日をお祝いしました
今回またいろいろと新たに楽しく貴重な体験ができたのですが、とにかく小川さんペさんを始め、仁川のみなさんにはすっかりお世話になってしまいました。日本にも遊びにきてくださるとのことだったので、今度はこちらがもてなす番になります。
これだけ充実した内容で終わると、次の旅行をどうするか楽しみでもあり、不安でもありますが、今回の多くの反省点を踏まえてより発展した旅行にしていきたいと思います。

